なんなんだこの暑さは 熱中症に注意

暑い日 アサガオ

ここ数日全国的に気温が35℃を超える日が続いている。熱中症で小学生が亡くなったという2018年7月17日のニュースには、心が痛む。

その後も、学校関係で熱中症による救急搬送などのニュースが相次いでいる。息子の通う学童保育では、安全のため、予定されていたいくつかの行事が中止となった。そういう判断も必要だろう。

これから夏休みに入るので、親としても注意しなければと思う。日中の激しい運動などはもちろんやめた方がよいが、プール遊びでも、短時間外に出るときも、屋内にいるときにも、油断大敵である。

まさかと思っても熱中症かも

私自身、28℃くらいの室内にいただけという状況や、気温が35℃までいかない日の午後3時頃外をゆっくり歩いて10分もたっていないというときに、体に熱がこもる感じになり、頭がぼーっとして軽い頭痛になったことがある。

「熱がこもる」、「ぼーっとする(倦怠感)」、「頭痛」は、いずれも熱中症の初期症状に当てはまると思うが、「この前、軽い熱中症になったかも」という話をしても、相手からは「ほんとー?(おおげさなのでは)」という反応が多かった。

室内で熱っぽくてぼーっとしたのは5月頃に急に暑くなった時期である。冷房はつけており、設定温度は高めで室温は28度だったと思うが、特別暑いと感じていたわけではない。片付けをしたり本を読んだりしていたが、頭に熱がこもったようになりぼーっとしてきた。気分が悪いというほどでもなかったが、横になってみたり、水分を補給したりしても不快感がとれない。冷房の設定温度を下げ、冷凍していた保冷剤をタオルにくるんで首や脇に当ててみたが、頭に載せるのが一番効いた。部屋が涼しくなり頭が冷えると、不快感もなくなった。

外を歩いていて頭痛がしたのは、梅雨明け後急に暑くなった7月初め頃だった。よく晴れた日で、湿度は高めだったかもしれない。3時頃、用事で出かけて10分も歩かないうちに、頭がぼーっとして頭痛がしてきた。これはよくないかもと思い、自動販売機で冷たい飲み物を買って飲み、ゆーっくり歩くようにした。帽子をかぶっていたが、日陰や風のあるときは脱いだ。帽子は日差しよけにはよいが、頭に熱がこもるときには時々脱いでみてもよいと思う。それ以上悪化はしなかったが、頭痛が完全にとれたのは、帰宅してからだった。

いずれも気候が急に変わった時期である。急に暑くなると、体温調節機能の働きがよくないのかもしれない。不快感や軽い頭痛でも、回復にはそこそこ時間がかかったので、要注意である。

その後暑さには慣れて、真夏日の外出でも頭痛になることはないが、事前に水分をとったり、少しぼーっとしたら日陰や屋内に入って一休みするなど、無理はしないようにしている。ここ数日真夏日が続いており、夜も気温が下がりにくく、冷房の効いた室内と外との気温差に疲れを感じる。体調を崩すと暑さにも負けそうなので、睡眠を十分にとるなど体調管理にも注意している。

早めの対応 ゆったり行動

自分の体験からすると、少し気分が悪くなったくらいでは、「これくらいは熱中症じゃないよな」と思いがちだ。激しい運動などしていなくても、他の人がなんともなくても、「これくらいで」と思わず、早めに対応した方がよい。

気温と湿度が高めの日やもともと体調が悪いときなどには、なるべく涼しい場所にいるようにし、体調が悪くなったときには「熱中症かもしれない」と疑った方がよいと思う。周りの人が「暑くてぼーっとする」と言ったときも、涼しい場所で休ませて、場合によっては保冷剤などで冷やして、様子を見ていた方がよい。よくならないようなら医療機関を受診した方がよいかもしれない。

特に子供は、調子が悪いと自分から言わなかったり、表現がわかりづらかったり、体調の変化が急だったりして、気づくのに遅れることがありそうなので、周りの大人がよくみてやらないといけないと思う。

うちの息子も、単に面倒くさいときや気分がのらないときも「疲れた」「調子がでない」などと言うことがあるので、体調不良との区別がつきにくいことがある。さっきまで元気だったのに、急に疲れが出ることもあり、余計わかりにくい。

もちろん、子供の様子を注意深くみていれば、面倒くさがっているときと体調不良との見分けはつくが、外出先や急いでいるときなど、うっかり「また言ってる」とか「もうちょっと我慢して」とならないようにしなければと思う。子供は急に症状が悪化することがあるので、対応が遅れると危険かもしれない。時間の余裕を持ち、予定にとらわれずゆったり行動したい。

息子にも、気持ちが悪くなったり疲れたりしたらすぐに教えてねと言っておいた。

金魚

金魚

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