2018年7月15日、長野県佐久市にあるパラダのカブトムシドームを訪れた。
パラダは、上信越自動車道の佐久平PAに直結の施設で、高速道路を降りることなく利用できるほか、一般道からも入ることができる。スーパースライダーやキッズランドなどは有料だが、アスレチック広場や夏の一定期間見学できるカブトムシドームなどは無料である。日帰り温泉施設「平尾温泉 みはらしの湯」などもあり、親子連れで楽しめる施設である。
カブトムシドームの見学期間↓
見学期間:平成30年7月7日(土)~8月19日(日)
見学時間:午前9時~午後17時 入場無料
上信越自動車道の佐久平あたりを通ると、ネット状のドームが見え、通る度に息子が「見たい。いつ行けるの?」と気にしていた。
今年の4月末に訪れたときには、スーパースライダー(有料)とアスレチック広場(無料)で遊んできた。どちらも楽しめたが、カブトムシドームは営業期間ではなかったので、「夏にまた来ようね。」と言っていたのだった。
カブトムシがいっぱい!
一般道から駐車場に入り車を止め、いざカブトムシドームへ。駐車場からそれほど遠くはない。
ネットで囲まれた施設の入口から中へ。
カブトムシ、カブトムシ、カブトムシ!
木にたくさんのカブトムシがいる。じっとしているのも、ケンカしているのも。オスばかりだが、メスは土の中などに隠れているのかもしれない。
息子は大喜びで、「触っていいの?」と、カブトムシを掴んで木から外して眺めは、再び木にとまらせ、また別のカブトムシを掴む。楽しそう。
写真は人が写りこまない木を選んで撮ったが、他の木にはカブトムシが行列になったり、群がったりしていた。私が子供の頃を過ごした地方ではカブトムシは特に珍しくはなかったが、一度にこんなにカブトムシを見たのは初めてだ。
カブトムシドームのカブトムシは、ドームからは持ち出し禁止である。
オオムラサキもいっぱい!
カブトムシだけでなく、蝶もたくさんいた。オオムラサキ。
オオムラサキを見るのは初めてだ。
写真では青紫色が分かりづらいが、実物もこんな感じだった。光の加減だろうか、飛んでいるときには、パッと青紫色が見えるときがあり、きれいだった。
写真のオオムラサキは、立派な羽だが、羽の先が傷んでいるものも結構いた。カブトムシと一緒に樹液やゼリー(えさ場がある)に群がっているときに傷むのかもしれない。
おまけ ほかの場所で見つけた虫
林道を歩いているときに、きれいなトンボがいた。
イトトンボの仲間のようだ。
また歩いていると、息子が自分の肩のあたりに何かいるのに気づく。掴んでみると、不気味な幼虫が。
うわーーー!
息子は、幼虫を掴んだまま「どうしたらいいのー!」と大騒ぎ。すぐに放せばよいのに、びっくりすると固まってしまうのだ。
「掴んでないで放していいよ!」
ぽとり。
何だこれ?と後で調べてみたら、ハンノケンモンという蛾の幼虫だった。
黒地に黄色の模様でよく目立つ。ミズナラの葉などを食べるらしい。
木の下を通ると、毛虫などが降りてくることがある。今年はそれほどではないが、多い年などは、上からさーっとたくさん降りてくるのが見てわかるほどだ。
自然の中を散策するのは気分がよいが、歩いた後は、「背中に何かついてない?」とお互いに点検することにしている。