レディ オブ シャーロット Lady of Shalott 2009 イギリス David Austin
明るいオレンジ色のバラ
レディオブシャーロットは人目を惹くようで、親戚やご近所には評判がよいようだ。私も、特に気に入っているバラの一つである
2017年に購入して4年目に入る。昨年より枝は増えたが、全体的な見た目は昨年とそれほど変わらない。
今年の開花はゴールデンウィークの終わり頃からで、昨年と同じような感じだった。
蕾の色は赤みが強い。
周囲がいろいろ入ってしまうので、全体像がうまく撮れないのだが、枝が細めでよく伸びるので、ポールやオベリスクに誘引するのが合うようだ。
今年は早くから注意していたのだが、高いところに花芽が多いので、バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)の被害を防ぎきれず、昨年に続き、少し花数が減ってしまった。
花芽や葉がきれいさっぱりなくなっている枝が時々あり、風で折れたのかと気になっていたところ、どうやらヨトウムシにやられていたようだ。ある朝、レディオブシャーロットの枝にナンカイカラスヨトウの幼虫を発見した。
後で、ウィリアム・モリスの蕾がナンカイカラスヨトウの幼虫の被害にあったが、すごい食べっぷりだったので、こいつがレディオブシャーロットの枝先の花芽も葉も全部食べていたのだろう。おそろしや。
そんなこんなで、昨年よりも花が少なかったのが残念だ。
花持ちは悪い方で、今年はゴールデンウィーク頃から暑い日が続いたので、ぱーっと咲いて、早くに終わってしまった。
二番花もよく咲くのでよいが、そうでなければ、ものたりないところだった。
剪定誘引はあいかわらず試行錯誤中
冬の剪定では枝をあまり短くせず、誘引している。春先の成長はよく、葉もよく出るのだが、花芽が全然つかない枝がちらほらあり、ある時点で整理することが多い。整理するタイミングなど、毎回、悩ましい。
ウィリアム・モリスやマルクアントンシャルポンティエなど、何も気にしなくてもたくさんの花を咲かせる品種もあるので、それに比べると、若干難しいところがあるかもしれない。
気に入った品種なので、もっと花を増やしたいところだ。
飾る楽しみ
花弁が外に落ちる位置の花は、早めに花がら切りをした。樹は少し寂しくなるものの、こうやって室内に飾るのも悪くない。