セプタード アイル 2019年春の様子

セプタード アイル 2019年5月15日
セプタード アイル 2019年5月15日

セプタード・アイル Scepter’d Isle 1996 イギリス David Austin

2017年に植えたバラが多いが、セプタードアイルもその一つで、今年3年目である。成長がはかばかしくないのが気になっているが、2019年は昨年よりも花が増え、花弁も増えたので、少しずつではあるが力はつけているようだ。

2019年春の花

開花は5月10日過ぎ頃で、他の多くのバラよりは若干遅め。その後10日くらいの間に一斉に咲いて、ぱっと散っていった。花持ちは短め、花期も短めである。

セプタード アイル 2019年5月13日

セプタード アイル 2019年5月13日

昨年は花弁が少なく、半八重くらいに見え、「こんな花だっけ?」と思っていたが、今年は花弁が増えて見違えるようだった。

セプタード アイル 2019年5月15日

セプタード アイル 2019年5月15日

見た目や耐病性、香りなど、条件面でも総合的に気に入って選んだバラであるが、アプリコット色を帯びないピンク色の花が美しいと、あるバラのブログで見たのも、決め手になった。

セプタード アイル 2019年5月15日

セプタード アイル 2019年5月15日

昨年の写真と比べると、花も花弁も増えて嬉しい。葉も元気そうである。今年の春先は害虫を警戒して時々見回り、その甲斐あって、冬越しした大きなヨトウムシも退治できたし、クロケシツブチョッキリも手の届く範囲ではまあまあ退治できたのでよかった。

セプタード アイル 2019年5月15日

セプタード アイル 2019年5月15日

透き通るような繊細な花弁。

セプタード アイル 2019年5月15日

セプタード アイル 2019年5月15日

咲き進むとシベが見える。シベも含めてかわいらしいバラである。

セプタード アイル 2019年5月20日

セプタード アイル 2019年5月20日

一番花の後

一番花の後は、昨年も今年もしばらく動きが止まった。一番花の後の様子は、品種によって結構異なる。セプタード・アイルは、次の芽が出るのに時間がかかるタイプのようだ。調子が悪いのかとやきもきしていると、しばらくして次の花芽が出てきて、二番花も咲かせる。

梅雨といっても毎日のように雨が降る年は東京では少ないが、今年の6月から7月は雨がちで、どのバラも少し調子を落としている。セプタード・アイルの二番花も、雨や暑さで花弁が傷みがちで、一番花以上に花持ちも悪い。

一番花よりも数が減り花も少し小振りになるが、二番花も、咲くと嬉しいものだ。

耐病性など

耐病性は強い方ようで、実際、ウドンコ病にも黒星病にも弱いわけではない。しかし、樹勢がそれほど強くないのか、シュートもあまり出ないし、葉も少ない。

考えたくないが、根頭癌種病も少し疑っている。冬の間に掘り返して根を見てみようかとも思ったのだが、迷っている間に春になり、時期を逸してしまった。

セプタードアイルは違うと思いたいのだが。

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