オデュッセイア 花が増えた 2020年春

オデュッセイア 2020年5月
オデュッセイア 2020年5月12日

オデュッセイア Odyssiea 2013年 日本 木村卓功

花が増えた

2020年春のオデュッセイアは、蕾が多くつき、期待できそうだった。

暖冬で、3月頃まで気温が高めだったため、開花も随分早いのではないかと思ったが、4月26日頃最初の花が開いた後は4月中はあまり咲かず、本格的に咲き始めたのは5月に入ってからだった。

オデュッセイア 2020年4月26日

オデュッセイア 2020年4月26日

5月に入ると、ポツポツと咲いていった。

オデュッセイア 2020年5月1日

オデュッセイア 2020年5月1日

最盛期はゴールデンウィークが明けた頃だっただろうか。花持ちは悪くもないので、比較的長く楽しめた。

オデュッセイア 2020年5月6日

オデュッセイア 2020年5月6日

一輪で咲いたり、房咲きで咲いたりと、どの花も美しい。昨年までは、花径がやや小さく、花弁も少なめに感じたが、今年は花弁が少し増えたようで、そのせいか花も少し大きく感じる。

隣のヘレンと並ぶと小さく感じるが、ヘレンは花弁も多く花径はうちのバラの中でも大きい方である。

オデュッセイア 2020年5月6日

オデュッセイア 2020年5月6日

深い色合いと花が大きすぎないせいか、甘いというよりは、格好よい雰囲気のバラだと思う。

今年は、オデュッセイアとヘレンは早めに咲いたが、ヤングリシダスとウィリアム・モリスはやや遅かったので、一斉開花という雰囲気ではなく最盛期が微妙にずれたようだ。

香りのよいバラ

オデュッセイアは2017年の春に購入し、4年目に入る。昨年までは成長が遅めで、花も少なめで香りも感じず、強香種だというのに香らないと思っていたのだが、昨年の一番花の終わり頃から香りが強くなってきた。非常によい香りである。

今年も、開花前からよい香りが感じられ、うっとりした。

オデュッセイアだけでなく、他のバラも比較的香りの強い品種を多く選んだので、一番花の頃には、辺りによい香りが漂う。

オデュッセイア 2020年5月7日

オデュッセイア 2020年5月7日

バラの香りは穏やかで心地よく、気持ちが和む。嫌なことやストレスも薄れるような気がする。香りは、バラを選ぶ際の重要な要素だと思う。

買う前に香りを確認できたのは一つもないのだが、シャリファ・アスマ、ジュード・ジ・オブスキュア、ジャクリーヌ・デュプレ、オデュッセイア、この4つは、特に好きな香りである。

シャリファとジュードはフルーツ香、ジャクリーヌ・デュプレはムスク系、オデュッセイアはダマスク系らしい。香りはそれぞれ違うが、何系の香りかという区別は、「これがムスク系なのか」、「こういうのがダマスク系なのか」という感じであり、言葉で説明するのも難しい。

波打つ花弁も特徴的。

オデュッセイア 2020年5月9日

オデュッセイア 2020年5月9日

房咲きも美しい。

オデュッセイア 2020年5月

オデュッセイア 2020年5月12日

濃い赤の色合いも、好みである。

オデュッセイア 2020年5月12日

オデュッセイア 2020年5月12日

今年は、気温の低い日が続いたり、急に暑くなったりと、春の天候がやや不安定なせいか、バラの調子も安定しないようである。

黒星病も昨年より早く出てきてしまったので、梅雨どきが心配である。

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