ゴールドバニー 2019年春の様子

ゴールドバニー 2019年4月28日
ゴールドバニー 2019年4月28日

ゴールドバニー Gold Bunny 1979年 フランス

2019年の開花は早かった

今年はゴールドバニーの開花が早く、ジャクリーヌ・デュプレと同じ4月21日頃に最初の花が咲いた。今年4年目だが、これまでで一番早い。

冬の剪定時にスリット鉢に植え替えたせいかもしれない。夫が言うように、効果がでるには早すぎる気もするが、迎えてから一番調子がよさそうなのは間違いない。

ゴールドバニー 2019年4月29日

ゴールドバニー 2019年4月29日 最初に開いた花は終わった後

明るい黄色い花

ゴールドバニーは、最初に買ったバラの一つで、春のバラの苗販売の最盛期が過ぎた6月にインターネット店舗で在庫があるバラの中で、外観が何となく気に入って選んだ品種だ。

正直に言えば今なら選ばないような気もするのだが、後悔は特にない。今なら選ばないというのは、調べているうちに他にも気に入ったバラが増えて、毎年発表される新品種も気になるのに、植える場所は限られているからというだけである。

ゴールドバニーは作出からかなり年数が経っているので、価格は高くなかったし、それほど手がかかるわけでもないし、もともと黄色系のバラは好きなのだ。比較的作出が古い品種だが、今でも流通しているのも分かる気がする。

咲き始めはとても美しい。

ゴールドバニー 2019年5月9日

ゴールドバニー 2019年5月9日

明るい黄色の花も緑色でつやのある葉もきれいで、シャトードゥシュベルニーと並べてあると、明るい雰囲気になる。

まあまあ育てやすい

耐病性については育てていて特に問題はなく、中程度以上だと思う。薬剤散布は、他のバラと同じ頻度でやっているが、うどんこ病にはあまりかからず、少しかかっても悪化せず回復していった。黒星病も少し出ることがあるが、あまり調子は落とさないので、特に困ったことはない。害虫の被害も少ない方だ。葉や花弁の質はよいように見える。

シュートはベーサルシュートもサイドシュートも出ない。あまりシュートが出ない品種なのだろう。まだ4年目だが、幹や古い枝はごつごつして「木」という感じである。神代植物園のバラ園にたくさん植えられているところを見たが、やはり枝は太く、樹高はそれほど大きくなかった。

我が家のゴールドバニーも、4年目の割にはほかのバラよりも小ぶりである。狭い場所や鉢で育てるには向いているようだ。

ゴールドバニー 2019年5月10日

ゴールドバニー 2019年5月10日

花がきれいで耐病性も強い優れた新しい品種がどんどん出ている中でも、安定感があり、あまり古さも感じないバラだと思う。

5月中旬になると一番花はほぼ終わり、花柄を切った。花数は少し減るものの、秋まで何度か咲くのでこれからも楽しみである。

ゴールドバニー 2018年一番花と二番花の様子はこちら

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