クリスマスの絵本と冬の絵本。気に入っているものの紹介。古い本ばかりだが・・・
こうさぎのクリスマス
こうさぎのクリスマス 松野正子 作 荻太郎 絵 1976年 福音館書店
やさしいタッチの絵が好きで、私が子供の頃気に入っていた絵本。こうさぎの兄妹が、お互いのためにこっそりクリスマスプレゼントを用意する様子に心があたたまる。
ふたりはいつも 「クリスマス・イブ」「そりすべり」
ふたりはいつも 原題 FROG AND TOAD ALL YEAR 1976 アーノルド・ローベル 作 1977年 文化出版局
おなじみ、仲良しのがまくんとかえるくんのお話。マイペースながまくんと、いつもおちついているかえるくん。「ふたりはいつも」の中から「クリスマス・イブ」、「そりすべり」の2編。
いやがっていたわりには、そりすべりを楽しむがまくん。でも、ぶつかったそりから飛び出して雪に埋まってしまうと、やっぱりいやになって帰りたくなってしまうがまくん。
がまくんとかえるくんのお話の、のんびりした雰囲気が好きだ。
はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー
はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー 原題 KATY AND THE BIG SNOW 1943年 文と絵 バージニア・リー・バートン 1978年 福音館書店
息子が大好きだった絵本。男の子がはまる絵本のようだ。
メインの絵のほかに、周りにいろいろ描いてある絵や、「じぇおぽりす」の町の絵、けいてぃーが雪をかいて通れるようにしていく絵が楽しくて、私自身も好きだった。
てぶくろ
てぶくろ ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ 絵 1965年 福音館書店
シンプルなお話だが、てぶくろなのに、くままでが中に入ってしまうという荒唐無稽さが好きだ。また、ねずみやかえるやうさぎと、きつねやおおかみやくまが一緒にいる様子が、なかよくというわけでも、争うというわけでもなく、窮屈になってくると迷惑そうになってくるという、淡々とした語りが子供にもうけるようだ。