毎朝飲むのはコーヒーだが、お茶全般も好きでよく飲む。平日の夕食後や休日のティータイムは紅茶を飲むことが多い。
紅茶は、しっかり濃く出て味わいがありつつ渋みはそれほど強くないものを、ミルクティーで飲むのが好きだ。
紅茶の茶葉
子供の頃飲んだトワイニングは紅茶らしくておいしかった気がするが、飲ませてもらえるのがたまになので嬉しかったというせいもあるかもしれない。
その後、フォートナムメイソン、ウェッジウッド、フォーション、LUPICIA など、いろいろ試してきたが、個人的には、「これは」というものはなかった。LUPICIA などはフレーバーティーのバリエーションが多いのも魅力だがフレーバーティーはあまり飲まないし、フォートナムメイソンなどは価格もそれなりにしたので期待度が高かったが、費用対効果という点で満足度が下がったということもあるかもしれない。
イギリスでは地域によって水質が異なり、メーカーも販売地域の水質に合わせたブレンドにしていると読んだことがあるが、日本に輸入されているのは日本に輸入するのだから軟水向きなのか、それともロンドンあたりで売られるのと同じものが入ってくるのだろうか。ロンドンは、硬水の地域のようだが。
そういえば、BRODIES の ROYAL SCOTTISH は、カルディコーヒーファームでたまたま買って以来、わりと気に入ってよく飲んでいた。BRODIES はスコットランドの会社で、スコットランドは軟水の地域のようだ。
ROYAL SCOTTISH は、香りもほどよく、濃くしっかりと出て味わいがありミルクティー向きかと思う。
以前はカルディで買えたが、最近はあまり見かけない。
紅茶のティーバッグ
ここ数年は、あまり紅茶に時間をかけておらず、ティーバッグですませている。
リプトンのイエローラベルをよく飲んでいた時期もあったが、それほど濃く出ないので若干物足りない感じもあった。
あるとき、海外旅行で滞在先のホテルに備え付けの紅茶が、意外とおいしく感じた。コーヒーはあまりおいしくなかったので、相対的なものかもしれなかったが、日本に帰ってからも何となくリプトンがものたりなくなった。
そこで、いくつかもらってきたティーバッグを家でも入れて飲んでみたら、濃くて満足感があった。茶葉が細かいので色も味も濃く出るが、ミルクティーにするとちょうどよい。海外で疲れていたからとか、コーヒーよりましだったというだけではなかったのだ。
「Tetley」という紅茶は聞いたことがなかったので調べてみると、イギリスでは、比較的低価格でどのスーパーマーケットでも買える普及品のようである。毎日飲むものだし、安めで満足感があるならよいではないか、ということで、インターネット通販で何度か購入してみた。
オリジナルとエクストラストロングがあり、エクストラストロングの方が少し香りがよいと思う。1個あたりは、リプトンのイエローラベルよりも若干高い。
Tetley Tea Original 160 Bags /500g 1,850円くらい(2018年11月3日時点)
Tetley Tea Extra Strong Tea 80 Bags /250g 1,372円くらい(2018年11月3日時点)
Tetley は、店に置いてあるのは見たことがない。(※ 2020年2月追記:しばらく前に、成城石井で Tetley のオリジナルのティーバッグ80個入りと40個入りと、Tetley のダージリンを見つけた。最近行ったときもあったので、成城石井でも取扱商品になったようだ。)
しかし、やはりイギリスで普及品らしい「Ty・phoo」は成城石井にあったので買ってみた。
成城石井の実店舗で、40個入りが400~500円の間だったと思う。インターネット通販では、40個入り427円、80個入り734円くらい(2018年11月3日時点)。
「Typhoo」は、「Tetley」より若干あっさりしているように感じたが、これもリプトンよりしっかり濃く出てミルクティー向きだと思った。
ティーポットでゆったり紅茶を楽しめるようになったら、茶葉もまたいろいろ試してみたいが、慌ただしい毎日の中では、ティーバッグは重宝である。