松脂 Leatherwood Bespoke Rosin 感想

Leatherwood Bespoke Rosin
Leatherwood Bespoke Rosin

弦楽器の弓用の松脂の紹介。

Leatherwood Bespoke Rosin

最近、ヴァイオリンの弓用に、新しい松脂を買った。これがなかなか高かったのだが、私の耳で聞いても、雑音が激減し、響きがよくなるので思い切って購入。趣味で弾いているくらいだとなかなか減らないものなので、おそらく、今後一生これで済むであろうことを思えば、納得ではある。

Leatherwood Bespoke Rosin の日本公式サイトはこちら

ヴァイオリン用、ヴィオラ用、チェロ用 CRISP SUPPLE 他

Leatherwood Bespoke Rosin

Leatherwood Bespoke Rosin

Leathewood Bespoke は、オーストラリアの、比較的新しい松脂メーカー。希望小売価格は、公式サイトでは、AUD(オーストラリアドル)基準で120豪ドルとされており、他の販売サイトでみると、8000円台~10000円弱くらい(2019年12月時点)で販売されている。

ヴァイオリン用、ヴィオラ用、チェロ用があり、それぞれ、CRISP と SUPPLE が通常販売である。コントラバス用もあるが、2019年12月時点では、一時的に販売中止・調整中のようだ。

紹介文などにもあるように、CRISP は、響きがよく、明確な音色になる。雑音もある程度減る。SUPPLE の方が、雑音の減りが大きく、響きに柔らかさやねばりがでる。他に SOLO などのカスタムブレンドも販売されているが、どれもブレンドの違いということなので、CRISP とSUPPLE を買って、自分でブレンドすると自分の好みにできるようだ。この際なので私は両方を買ってしまったが、1個にしぼるなら、CRISPにしたと思う。

Leatherwood Bespoke Rosin

Leatherwood Bespoke Rosin

松脂では、Bernardel(ベルナルデル)や、Archet(アルシェ)、Millant Deroux(通称クロネコ)などが、一般的に人気のようである。私は、楽器を買ったときにおまけでつけていただいた Salchow を、こんなものだろうと思ってずっと使ってきて、他の松脂も知らないので比較したコメントができないが、Leathewood Bespoke の松脂で雑音が減るのは、何となくそうかもという程度ではなく、驚くほど変わる。

自分の楽器と技量では、特にG線の雑音と音のぼやっと感が気になっていたのだが、この松脂をつけてからずっと弾きやすくなり、上手くなったんじゃないかと思うほどだ。

また、音色以外の部分でいうと、この細長い形状は弓に付けやすくてよい。

Bernardel やArchet などが、大体2000円~4000円くらいの価格帯なので、倍くらいの価格の松脂にはなかなか手がでにくいものだが、Leathewood Bespoke の松脂を、音楽仲間が持っていたり、楽器店で試すことができるようなら、是非、試してみるとよいと思う。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする