2019年3月、東京都の小金井公園に遊びに行ってきた。公園内の、江戸東京たてもの園にも入園し、楽しかったので、その紹介。
東京都小金井市 小金井公園内
休園日:年末年始 月曜(祝日の場合はその翌日)
入園料:個人 一般400円 など
バスの展示
私と夫は2度目だが、息子は初めてである。移築された古い建物がたくさんあり、古いバスの展示もあるので、建物自体にはそれほど興味がない息子でもある程度楽しめた。
バスの中に掲示されていた、路線図。
建物の展示
多くの建物は中に入ることができるが、「田園調布の家」は、修復中で入れなくて残念だった。
もと写真館だった「常盤台写真場」では、今もスタジオがしつらえられている。ここで自分のカメラでスタッフの方に写真を撮ってもらうこともできるというので、私たちも、幕の前の椅子のところで家族写真を撮影した。採光がよく、とてもきれいに撮ることができた。
「三井八郎右衞門邸」では、財閥三井家の総領家の屋敷だけあって、ちょっとした装飾なども手が込んでいる。
昔の日本の家は天井があまり高くないので、シャンデリアを取り付けるのも苦労したようだ。
立派な長持ち。
下の画像は、建築家前川國男の自邸。山小屋風の大屋根の建物。内部も、シンプルだがよく考えられた間取りになっている。
都市型の住宅だけでなく、農家なども移築されている。「綱島家」(農家)では、季節ごとの年中行事を再現した展示がある。
カフェ 武蔵野茶房
昼食は園内の復元建造物「デ・ラランデ邸」内の、カフェ「武蔵野茶房」で。子供はパンケーキ、私はカレーライス、夫はジャンバラヤだったかな。写真を撮るのを忘れて食べてしまった。
内装にウィリアムモリスが使われている。ゴールデンリリーという柄。
天井も照明も凝ったつくりである。
商店が並ぶ
商店も移築されている。以前来たときは、どこかこの辺りに竹馬コーナーがあった気がするが、今回はなかった。いくつかの店舗では、伝統工芸の実演をしており、私たちが見たときは「根付け」の彫り物の実演をしていた。「根付け」は、江戸時代に、印籠や物入れの紐を帯にはさんだ際に落ちないように付けた留め具。
子供が飽きてしまったので、テントの販売コーナーで駄菓子とベーゴマを買い、休憩。たてもの園は出て、小金井公園の方で遊ぶことにした。
季節毎のイベントや展示があるので、何度も楽しめる場所だと思う。