あおい 2019年春の花

あおい 2019年5月17日
あおい 2019年5月17日

あおい 2008 日本 F&Gローズ 京阪園芸

モーブピンクの美しい色合い

2019年の春は、5月10日前後に咲き初め、1週間後くらいに見頃を迎えた。房状についた蕾は早くから膨らんでくるが、咲くまでに意外と時間がかかった。昨年より花が増えたせいかもしれない。昨年は春先にクロケシツブチョッキリにたくさん蕾をやられてしまったが、今年は警戒して見つけるたびに退治していたので被害を抑えることができた。

あおい 2019年5月12日

あおい 2019年5月12日

今年は5月上旬までの気温が高すぎなかったせいか、どのバラも元気そうだった。

あおいの茶色を含んだ落ち着いた花の色は独特で、結構気に入っている。蕾の色が少し濃いのも、咲き初めのピンクが強めの色も、咲き進んで少し褪せた色になるのも、どれも風情がある。

あおい 2019年5月13日

あおい 2019年5月13日

ブーケのような

房咲きで花つきがよいので、1本でブーケのようだ。

あおい 2019年5月15日

あおい 2019年5月15日

今年は、房咲きの蕾の数が昨年よりも多く、そのせいか1輪の大きさは少し小振りだった。

あおい 2019年5月17日

あおい 2019年5月17日

朝と夕方など、光の加減でも色合いが違って見える。特にあおいのような中間色のバラは、いろいろな趣を楽しめる。

あおい 2019年5月17日

あおい 2019年5月17日

今年は、咲きそろった頃に雨が降ってしまい、上向きに咲くあおいにはまともに雨水がたまり、水の重みで倒れてしまった。雨で倒れて汚なくなると、早めに切って終わらせることになってしまう。花持ちのよい品種なのに、残念。

あおい 2019年5月20日

あおい 2019年5月20日

育てやすいバラ

うどんこ病にも黒星病にもなるときはなるので、耐病性という点では中程度かなと思う。が、うどんこ病はたいしたことはなく、黒星病も、かかってもそれほど弱らずに次の葉や花芽が出て育っていくので、体力があるとでもいおうか、育てやすいバラだと思う。

最初に買ったバラの中でも、あおいは依然として気に入っている。

葉も花芽もよく出て育ちはよい。元気のよいシュートはすぐに80㎝くらい伸びていく。しかし、花がよく咲いて、花にエネルギーが使われるのと、花がら切りのときに高さを調整できるので、あっという間に大きくなって困るという感じではない。今のところ、全体としては50㎝~60㎝程度に抑えてある。

バラはよく伸びて思ったよりも場所をとる品種が多いので、あおいのような比較的コンパクトなバラはありがたい。

黒星病で少し葉を落としてしまったのと、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)に株元を食われて少し弱っているが、秋になって涼しくなると持ち直してくれるだろう。

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