2019年ー2020年の冬は暖冬傾向なので、春に向けたバラの剪定・誘引も年明け早々から始動した。芽の動きは例年より早いように見える。
アーチ
アーチに誘引しているのは、ウィリアム・モリスとウォラトンオールドホールである。
どちらも2017年に購入、地植えして、2019年にはアーチの上まで覆うようになった。
ウィリアム・モリスは、昨年伸びた枝の整理をして、太くて長い枝から順に誘引していった。ウィリアム・モリスは枝も多く、ある程度しなやかで曲げに強いので、誘引しにくくはない。出そうな芽もたくさんあるので、どこで切っても芽がでそうで気楽である。枝を残し過ぎかもしれないので、あまり混みあうようだったら、芽が出た頃か、一番花の後にでもまた整理することになるだろう。
ウォラトンオールドホールも枝は多く、昨年よりも悩まなかった。枝はそれほど太くなくて上に長く伸びるのはよいのだが、しなやかさが足りないので、うっかりすると折れてしまう。見た目よりは誘引しにくいところがある。サイドシュートはよく出るので、更新していくタイプなのかもしれない。段差を付けた剪定をした方がよかったかもしれないが、アーチの途中は少し暗いので、結局上の方でばかり咲くようだ。
下の方にはバラ以外の草花でも植えてみようかと思う。
ポール
ポールに誘引してあるのは、レディオブシャーロットである。オレンジ色の花で、かなり目立つ。
レディオブシャーロットも2017年に購入、地植えした。昨年までによく伸びて枝も増えたので、昨年伸びたところを少し整理して、整える感じにしておいた。枝は細いが、細い枝でもよく花芽が出て咲くので、枝は多めに残してある。
枝によっては、葉がちょろちょろ出るだけで、シュートも花芽も出ないものがあるが、今の時点では我々にはあまり見分けがつかないので、様子を見て、元気のない枝は春先に少し切るつもりである。
パーゴラ
パーゴラに誘引してあるのは、アブラハムダービーである。これも2017年に購入、地植えした。
2年目までベーサルシュートがよく出たが、2019年は根元からはあまり出ず、途中から出たシュートが伸びた。生育旺盛ではあるが、ロココのようにあっという間に伸びるという感じはない。やはりシュラブ系なのだなという感じである。少しずつは大きくなっており、今年出た枝が伸びれば、パーゴラの上部にもいけそうである。
太い枝は割と硬くて分岐も多いので、誘引は枝なりというか、あまり思い通りにはなっていないが、仕方がない。あまり枝を寝かせていないため、途中よりも上の方で咲く花が多くなりそうだ。
明るい方に伸びて隣家の方にいきがちなので、誘引時にも、敷地を出そうな向きに伸びた枝はある程度整理しておいた。枝が多いので、整理しても結構残っている。