リッチフィールドエンジェル Lichfield Angel 2006年 イギリス David Austin
ルドゥテ Redoute 1992年 イギリス David Austin
いずれも、David Austin 社のイングリッシュローズ。この2つは、どちらも昨年より大幅に秋の花が増えた。秋はあまり咲かない品種なのかもしれないと思っていたので、秋の花も楽しめることがわかって嬉しい。
リッチフィールドエンジェル 秋の花が増えた
リッチフィールドエンジェルは、白系で丈夫でよく咲くという条件面を重視して選んだ。植えた当初から、丈夫で春はよく咲いていたが、二番花以降は花が少なかった。
今年は3年目で、木に力がついてきたのか、二番花以降も花が増えてきた。
特に秋は、昨年まで殆ど咲かなかったのが、今年は急に花が増えた。春の花数の4分の1~3分の1程だと思うが、植えている中ではまあまあ咲く方になってきた。雨も台風も多く、花が傷みがちだったのが惜しい。
秋の花は、二番花、三番花よりも花径が大きく、きれいだ。色合いは、今年の春はアプリコット色が強めに出ていたが、秋はほぼ白色。咲き始めにごくわずかにピンク色を帯びているのが趣があってよい。画像ではルドゥテとちょっと似て見える。
一番花の後、枝が伸びて樹形が乱れるので、まとまりよくするにはどうしたらよいか考え中である。
ルドゥテも 秋の花が増えた
ルドゥテも、今年はよく咲く。
植えてすぐの頃はウドンコ病になりやすかったりと、ほかの品種の方がよかったかななどと思ったこともないわけではないが、今はまた評価が戻ってきている。今年はウドンコ病は殆ど出なかったので、心配していたほどウドンコ病に弱いということもなさそうだ。
春の一番花は花数も多く、透き通ったような薄い花弁に陽があたると本当にきれいだった。
昨年は秋は殆ど咲かなかったが、今年は数を増やし、花も美しい。
今年はテッポウムシの被害が多かったが、ルドゥテはいくら見ても木屑がなく、元気がなくなるということもなかったので、被害に遭わなくて済んだようだ。
相変わらず黒星病にはなるものの、それで成長が止まるということはない。つるバラのような生命力があるように感じる。シュートもよく伸びるし、蕾もよくつける。枝の伸び方などには自然な雰囲気があり、そこも気に入っている。
来年の春も楽しみにしている。