ラプティットポワール La Petite Pair 2011年 日本 大和バラ園
シャンパン色のかわいらしい花
ころころした深いカップ咲きのシャンパン色の中輪花。
中香とあるが、今のところあまり香りを感じたことはない。
なかなか難しい
2016年6月に、最初に購入した6株のバラの1つ。ザ・ローズショップのインターネット販売サイトで購入。写真を見て気に入って選んだのだが、正直にいえば、購入以来あまり順調とはいえない。
購入後、すぐにプランターに植え替えて、あまり元気はなかったが一応秋の花は見ることができた。2017年2月には冬剪定をして、鉢に植え替えた。2017年の1年間はあまり動きがなく、四季咲きのはずだが、春と秋に数輪ずつ咲いた程度であった。
同時に買ったロココは、コガネムシの幼虫に根を食われていて元気がなかったので、ラプティットポワールの植え替えのときも注意して見たが、こちらにはコガネムシの幼虫は殆どいなかった。
2018年2月に冬剪定をして、鉢の土も変えてみた。そうすると、一番花が咲くまでは昨年より元気そうに見えた。
しかし、一番花の後ぱったりと成長が止まってしまった。昨年もそうだった。他のバラと同じように施肥や水やりをしているのだが、本当に動きがなくて、見たときに何の鉢だったか考えてしまうほど変化がない。一番花の後、二番花の花芽どころか、シュートも新しい葉も何にも出ない。夏の間、ほかのバラも動きが止まっているのが多かったが、9月に入って芽が出始めている。ラプティットポワールは、まだ動きがないので、今年の秋は咲かないかもしれない。
咲けば美しいので見直すのだが、このバラに関しては、動きがなさすぎてどうしたらよいのかわからず少々困っている。今年の冬にまた植え替えてみるかどうか考え中である。根頭癌腫病でないかどうかも確認してみようと思う。
一応弁護しておくと、これまでのところ病気の点では特に困ってはいない。鉢で管理していることもあってか、黒星病もあまり出ないし、ウドンコ病も見られない。新芽がでないので、害虫がついているところもほとんど見ない。
小さな洋梨
ラプティットポワールは、フランス語で小さな洋梨という意味である。花の形や色から名付けられたのだろう。
花の形はイングリッシュローズのジュード・ジ・オブスキュアやウォラトン・オールドホールと少し似ていると思う。ラプティットポワールの方が明るい色合いで、全体の印象は異なる。