数年前からするようになったことはいろいろあるが、クリスマスツリーを飾るようになったのもその一つだ。クリスマスツリーを飾るのは、息子も楽しみにしているが、私も飾りを作ったりして結構楽しんでいる。
今年は、仕事関係の方からのお土産でいただいたオーナメント(飾り)もあり、それを飾るのも楽しみだった。
アンデルセンの切り絵をもとにしたオーナメント
OLE-LUK-OIE H.C. Andersen by Nordahl Andersen
ノーダール・アンデルセン社は、1984年に設立されたデンマークの企業で、宝飾品、装飾品などを扱う複数のブランドを展開している。いただいたオーナメントは、童話作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンの切り絵をもとにしたH.C. Andersen のブランドのものである。
アンデルセンは、子供の頃に人魚姫などの童話を読んだことがあるが、悲しい話が多く感じたのか、グリム童話の方が好きでよく読んでいた。
画像のオーナメントの傘をさした子供の童話も読んだことがないのだが、オーレ・ルゲイエという眠りの精の話の中の、よい子にはきれいな絵の傘をさしかけてやり、そうするとその子は素晴らしい夢を見るというエピソードの絵のようだ。
アンデルセンが切り絵作家としても有名だというのは知らなかったのだが、デンマーク大使館の公式フェイスブックでも紹介されており、アンデルセンの出身地であるオーデンセのハンス・クリスチャン・アンデルセン美術館のサイトで作品を見ることができる。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン美術館のサイトはこちら(英語表記)
サイトの左側の欄の Andersen Collections をクリックし、Papercuts by Andersen をクリックすると、切り紙のコレクションのページにたどりつく。見たい作品があれば検索できるが、Show All をクリックすれば全部見ることができる。
デンマークを訪れることがあったら、この美術館にも是非寄ってみたい。
切り紙コンクール
アンデルセンの切り絵のことを調べているうちに、千葉県船橋市のふなばしアンデルセン公園のこども美術館で毎年切り紙コンクールを開催していることも知った(2018年は10月31日に応募期間終了)。船橋市は、デンマークのオーデンセと姉妹都市だということだ。
ふなばしアンデルセン公園は、首都圏の公園(テーマパーク)としてはかなり人気があり、職場の人もあそこはおすすめだと言っていた。私自身は行ったことがないのだが、遠足で行ったことがある息子は楽しかったと言っていた。ちょっとしかいられなかった、もっと遊びたかったとも言っていたので、いずれ家族で行ってみようと思っている。入場料が手頃なのもなかなかよい。
デンマークのペーパーモビール
そういえば、数年前にペーパーモビールに少しはまったことがある。そのときに買った本もデンマークの切り絵の本だった。
「北欧の切り紙ーデンマークのかわいいモビール」(池田書店 2007年)
この本も、素敵な切り絵がいろいろ載っていてとてもよかったが、残念ながら今は中古でしか流通していないようだ。