酸素美泡湯 効果というか感想

酸素美泡湯 ある程度白くなった
酸素美泡湯 ある程度白くなった

パナソニックのバスルームの機能に、「酸素美泡湯(さんそびほうゆ)」というものがある。

酸素美泡湯とは

酸素美泡湯の説明をパナソニックのバスルームのカタログから抜粋すると

お湯に酸素を含んだミクロの泡を加えて、白くやわらかなお湯に。身体をやさしく温め、お肌をしっとりと保ちます。

とある。画像で白く見えるのは小さな泡である。カタログによると、泡の大きさは直径約18マイクロメートルということだ。

2016年11月26日から受注開始された、「オイルヴェール酸素美泡湯」だと、酸素の泡のほかに細かなオイルの粒も含まれる。

実際の様子と感想

我が家のバスルームは、パナソニックのもので酸素美泡湯の機能もつけてみた。オイルヴェール酸素美泡湯は販売開始前だったので、ただの酸素美泡湯である。

酸素美泡湯の機能は、寒い時期には時々使うのでその感想の紹介。

まず、お湯の様子。スイッチを入れる前のお湯をはっただけの状態。

浴槽 酸素美泡湯のスイッチを入れる前

浴槽 酸素美泡湯のスイッチを入れる前

スイッチを入れると、給湯口とは別に設けられている噴射口から、白い泡が出てくる。

酸素美泡湯 スイッチ

酸素美泡湯 スイッチ

勢いよく白い泡が出てくる。

酸素美泡湯 白い泡が出始めたところ

酸素美泡湯 白い泡が出始めたところ

白い泡が広がり始める。

酸素美泡湯 白い泡が少し広がってきた

酸素美泡湯 白い泡が少し広がってきた

大分白くなった。1分も経たないくらい。噴出は続いているので、さらに白くなる。

酸素美泡湯 ある程度白くなった

酸素美泡湯 ある程度白くなった

実際に酸素美泡湯の白い泡で満たされた浴槽に浸かってみると、温かく感じるというよりは、湯のあたりが柔らかくなったように感じる。新しい湯だと、少しピリピリと刺激を感じるものだが、その刺激がなくなるのだ。そのためか、リラックスすることができるようだ。また、視覚的にも白濁した湯の方が落ち着くような気もする。湯気も結構でる。

カタログに書かれているような、入浴後に湯冷めしにくいとか、肌のしっとり感が長続きするとかについては、正直のところあまりよくわからない。効果のある温泉のような、湯から出た後、ずっと温かいというほどのことはないと思う。肌のしっとり感はもともとあまり期待していなかったし、湯冷めしにくいかどうかもそれほど気にしていないので、不満や後悔は特にない。

自分としては、リラックスして入ることができて、気のせいか短時間で身体の芯まで温まるような気がする。酸素美泡湯の湯は割と好きである。入浴剤を入れるのがあまり好きではないので、こういうのもいいかなと思っている。

掃除の目安は、噴射の音が大きくなったり、白濁が薄くなったり、運転中に止まったりしたときである。吸水口カバーとカートリッジを外して、吸水口カバー、カートリッジ、吸水口付近の穴などを掃除する。酸素美泡湯の使用頻度にもよるが、掃除が面倒で使わなくなるというほどのことはない。

酸素美泡湯を知ったのは

酸素美泡湯のことは、パナソニックのショールームで紹介されて初めて知った。ひょっとすると、ショールームに行く前にもカタログで見ていたかもしれないが覚えていなかった。後からカタログを見直してみても、カタログの写真や説明を見ただけではあまり目にとまらず、やはりショールームで見た印象が強かった。

ショールームには酸素美泡湯を体験できる簡単な設備があり、手を浸すだけだが体験することができた。オイルヴェール酸素美泡湯は販売前だったが、今だとショールームでオイルヴェール酸素美泡湯を体験できるのだろうか。

体験した設備は酸素美泡湯の機構がついた水槽で、お湯をはった水槽に仕切りをして、スイッチを入れると仕切られた一方だけに白い泡が噴出する。仕切りの両側に手を入れてみると、泡のない側より、酸素美泡湯で白濁した側の方が若干温かく感じた。科学的にどうなのかはよく分からないが、こういう設備や機能はどういうものか体感してみて決めるのがよいと思う。

いろいろなメーカーのバスルームを見ていて、最初はあまりパナソニックのバスルームは考えていなかったのだが、酸素美泡湯を体験してからちょっと興味がわいてきて、結局パナソニックのバスルームを選んでしまった。決め手は酸素美泡湯だったということになるかもしれない。

仕様や価格など

パナソニックのバスルームは、Lクラス、リフォムス、オフローラ(戸建て向け)、リフォムス、MR-X、MR(マンション向け)など、いくつかのシリーズがある(2019年2月時点)。

それぞれ大まかな価格帯はあるが、数年前にパナソニックのショールームで見積もりをしてもらったとき、広さや仕様や設備で選んでいくと、結局、Lクラスと、オフローラにオプションを付けたときで、価格は同じになった。そのときの印象では、各シリーズの違いは、広さや基本仕様に含まれるものや選べる仕様などが違うということのようだった。バスルームの広さや向きなどの物理的制約と機能や好みに従って選んでいくと、結局、大体の価格は決まってくる、価格を抑えようとすると仕様や設備やデザインなどはある程度限定される、ということになる。

ちなみに、仕様や、壁の模様や、設備の質感などはカタログで見ているだけでは違いが分かりにくく、選ぶのが大変で、ショールームで見積もりをお願いした。ショールームに行くのは時間もかかるし面倒なものだが、ショールームで見本を見て、機能や違いの説明も聞き、「これ」「これ」と選んでいって、担当者に見積書を作ってもらうのが早くて確実だと感じた。

酸素美泡湯のオプション価格は18万円(税抜)(メーカー希望小売価格)とある。ショールームでの見積書はメーカー希望小売価格での表示なので、全体の価格も結構高額になる。

ただ、リフォームの場合は、ショールームで作ってもらった仕様書や設計図をもとに、見積もりサイトなどで複数の業者から見積もりをとると、メーカー希望価格や標準価格よりはある程度安くなることが多い。見積もりの際には、見積もり価格に何が含まれているのか、追加費用がかかるのはどういう場合かなどに、注意が必要である。

戸建てで新築の場合でも、施主支給が可能な場合は、施主支給を検討してもよいかもしれない。その場合も、複数の業者から見積もりをとって比較検討すると価格を抑えることができるが、誰が工事をするのか(建築している工務店の手配か、工事の手配も施主支給か)、搬入日の段取り、工事日の立ち会い要否、保障の範囲や有無など、施主支給に伴う面倒な点もあるのでよく考えて決めるとよいだろう。

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