普段使いの皿として重宝しているのが、ビレロイ&ボッホ(Villeroy & Boch) フロウ(FLOW) シリーズのディーププレート。
ビレロイ&ボッホは、フランソワ・ボッホが、1748年にロレーヌ公国(後にフランス領)で創業した、ドイツの陶磁器メーカー。ハプスブルグ家の庇護を受け王室御用達として発展するが、量産品へと方向性を切り替え、1836年にビレロイと合併し、現在に至る。
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フロウ FLOW
ビレロイ&ボッホの食器にはいろいろなデザインのシリーズがある。最も古いパターンの一つであるオールドルクセンブルクは今も販売されているが、気に入っていたパターン、スイッチ3(SEITCH 3) は廃番になってしまったので残念である。
フロウ(FLOW)は、しばらく前から販売されている、雫(しずく)のような形が特徴のパターンで、3種類の大きさのプレートと、ディーププレート、ボウルがある。
- プレート(20㎝ 3,000円+税、23㎝ 3,500円+税、26㎝ 3,800円+税)
- ディーププレート(21㎝ 3,500円+税)
- ボウル(16㎝ 3,500円+税)
私が持っているのは、ディーププレートで、友人の結婚式・披露宴の引き出物のカタログギフトの中から選んだものである。カタログギフトでは2枚組だったが、気に入ったので追加購入して、今は4枚ある。
サイズ感と使い勝手
21㎝は最長部分で、大体径20㎝の皿と同じくらいのサイズである。
雫(しずく)のようなデザインはやや個性的だが、色も白で、普段でも使いやすい割には、料理が引き立って見えるところがいたく気に入っている。
少し変わった形の皿は、どのくらいの頻度で使えるか気になるものだが、このデザインは料理も引き立つし、オーバル型などのように収納場所を取ることもなく、普通の円形の皿と同じように仕舞えるのもよい。雫(しずく)のとがった部分が、お皿とお皿の隙間にうまく収まるのである。
ディーププレートは深さもあり、ソースのある料理やパスタやシチューやカレーも盛りやすい。
料理も、生姜焼きや、麻婆豆腐や、中華丼や、たっぷりサラダなど、何を盛っても、ごはんのときでもパンのときでも、違和感がないので、毎日のように登場する食器である。
カレーを盛ったとき。カレーは西友オリジナルのレトルトカレー。
パスタを盛ったとき。結構たっぷり入る。
電子レンジ、食器洗浄機も使用可であり、普段使いにはぴったりである。
一つだけ注意しているのは、雫(しずく)のとがった部分をぶつけて欠けたりしないようにということだ。
フロウのディーププレートが廃番になったりしないよう祈っている。