小諸 天池窯 40周年展を訪問!

天池窯 岡本一道さん から40周年展開催のはがきが届いたのを機に、久々にお邪魔してきた(訪問日:2018.4.28)。前回訪れたのは、2011年1月だからもう7年ぶりだ。

小諸・天池窯40周年展 2018.4.26(木)~4.30(月)開催

温かみのある日常遣いの器が迎えてくれた

工房に入ると、手前の部屋には大皿、鉢、ぐい吞み、一輪挿しなどが、奥の部屋には小鉢や中鉢、コーヒー碗などが並んでいる。穏やかな色合いの安定感のある器だ。価格は1200円~2000円くらいのものが多い。最近は100円ショップやホームセンターなどで売られている食器もなかなかおしゃれで丈夫なので、これを高いと感じる人もいるはずだ。しかし、大量生産品とは異なる風合いの、愛着を持てる器を求める人にとっては、決して高くはないと思う。

今回は小鉢と蕎麦猪口を入手

並んでいる器を見て、冷奴の器が欲しかったのを思い出した。展示されている小鉢の大きさや深さは、冷奴だけでなく、揚げ出し豆腐や煮物、和え物などにもちょうどよさそうだ。同じものを何皿か揃えようかと考えたが、私と夫で気に入ったものが違ったので、各自自分用に1枚選ぶことにした。同じ窯なので、デザインが違ってもあまり違和感はない。重ねられるので食器棚にしまうのも問題ない。ついでなので、蕎麦猪口も1つ買い足した。私たちがいる間にも、地元の人らしきお客さんが出入りしていた。

小諸・天池窯と出会ったのは

仕事や生活が落ち着いて、毎日の食事にありあわせでない食器を使いたいと考えた頃だった。当時、デパートなどにあるような洋食器和食器は一通り見ていた。しかし、扱いに気を遣いそうであり自分用の日常遣いにはどうかな思ったのと、手持ちの他の食器やインテリアなどと今一つ調和しないように見えるのが気になった。

そこで、旅行がてら益子焼きや瀬戸焼を見に行ったりもしていたが、なかなか買うには至らなかった。そんなある日、信州小諸の菱野温泉、常盤館の日帰り湯に入ったときに、喫茶コーナーに展示してあったのが天池窯の器だった。コーヒー碗など数点があり、売店で購入もできた。そのときは買わなかったのだが、色合いや雰囲気が好みにあうものだった。また、陶芸家の作品にありがちな奇抜な要素がなかったのが、印象に残った。

その後、機会を改めて窯を訪れたのが前回2011年の訪問である。そのときは、蕎麦猪口一揃い、蕎麦つゆ差し、どんぶり用の器を購入した。

天池窯、再訪したい

帰宅後、買ってきた器を眺めていると、もう1枚ずつあってもよいような気がしてきた。早速買い足そうかな。

小諸・天池窯について

軽井沢からだと、国道18号を小諸方面へ「坂の上南」信号を右折して高峰高原方面へ。

工房・窯だが、販売もしている。現在は確認していないが、以前は菱野温泉常盤館の温泉の売店にも作品がおいてあった。

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