冬越しした草花 2020年春

ローダンセマム アフリカンアイズ
ローダンセマム アフリカンアイズ 2020年4月

3月、4月は、バラの開花が待ち遠しい。そんなときに心和むのは、昨秋~今春に植えた草花や、冬越しした多年草などの開花や成長である。

3月に開花した、ベロニカオックスフォードブルー と イフェイオン(ハナニラ)ジェシーは、どちらも2年ほど前に植えた多年草だが、他にも、冬越しした多年草はいくつかある。

ベロニカオックスフォードブルーとイフェイオン(ハナニラ)ジェシーの記事はこちら

モリンバ ミニダブルホワイト

昨年2019年に、モリンバ ミニダブルホワイトの苗を植えた。園芸品種の八重のマーガレットの白花である。梅雨前と冬前に刈り込むとよいようだが、世話が行き届かず、花がら摘みをした程度だ。

キク科 多年草 開花期3~6月と秋 草丈約20㎝

モリンバ ミニダブルホワイト

モリンバ ミニダブルホワイト 2020年3月

多年草といっても、日本では一年草扱いだったり、日本の中でも地域によっては一年草扱いだったりということもあるが、無事に冬越しできた。

冬の間も葉がきれいだったが、3月になって葉先が少し黄色っぽくなった。水不足だったか。

全体的には元気そうである。蕾もたくさんついているので、これからが楽しみである。

2020年4月5日

2020年4月5日

ローダンセマム アフリカンアイズ

キク科の花は種類が多く、少しずつ雰囲気も違っている。

ローダンセマム アフリカンアイズは、マーガレットに似ているが、花の中心部が茶色く、葉もシルバーリーフできれいである。2019年に苗を買って植えて、気に入っている。

キク科 多年草 開花期2~6月 草丈10~30㎝

ローダンセマム アフリカンアイズ

ローダンセマム アフリカンアイズ 2020年3月

4月に入り、次々に開花している。

ローダンセマム アフリカンアイズ

ローダンセマム アフリカンアイズ 2020年4月5日

セラスティウム

白い花が咲くセラスティウムも、昨年苗を買って植えた。花が咲かない時期も、銀葉がとてもきれいだ。

厚さが苦手らしく心配していたが、昨年は特に問題なく夏越しし、寒さに強いというだけあって冬も問題なく越した。植えたときからすると、株はかなり大きく育った。

ナデシコ科 耐寒性多年草 開花期4~5月 草丈15~20㎝

セラスティウム

セラスティウム 2020年4月

昨年、苗を植えたばかりのところ。

セラスティウム 2019年3月

セラスティウム 2019年3月

株分けしてみたが、植えた先でうまく根付くか様子見である。

アリウム コエルレウム 丹頂

アリウムは、中型種の、赤系の丹頂と青花のコエルレウムを2017年の秋に球根で植えた。秋に球根を掘り上げて植え直すことをしていないが、毎年生えてくる。葉だけだと、丹頂かコエルレウムか分からない。

昨年はあまり咲かなかった。今年はよく伸びているが、倒れてしまうので、あまり始末がよくない。また、アリウムは、水が足りないと葉先が茶色くなって見ばえが悪くなるが、わりと放置ぎみなので、きれいに維持できていない。

花期は5~6月で、バラと重なるのは楽しみである。

ヒガンバナ科 ネギ亜科 ネギ属 開花期5~6月 草丈40~60㎝

アリウム 丹頂かコエルレウム

アリウム 丹頂かコエルレウム 2020年4月

咲いたときの画像。

アリウム 丹頂

アリウム 丹頂 2018年6月の開花

青花のコエルレウムの方が好きかも。昨年はあまり咲かなかった。

アリウム コエルレウム

アリウム コエルレウム 2018年5月の開花

カリブラコア レモンスライス

昨年、寄せ植えしてみようと苗を買った、カリブラコア レモンスライス。レモンのスライスのような、黄色と白の花が咲く。

別記事でも書いたが、寄せ植えとしては、花期が合わず、うまくいかなかったので、鉢替えして単独で咲かせていた。

水やり程度しかしていなかったが、ポツポツ花を咲かせ続け、冬も越した。

ひょろひょろ伸びて乱れていたが、徒長したところを切ると、見た目も少しよくなったかな。つぼみもついているので、今年も咲きそうだ。

ナス科 半耐寒性多年草 開花期4~11月 草丈10~30㎝

カラブリコア レモンスライス

カラブリコア レモンスライス 2020年4月

オステオスペルマム

オステオスペルマムもキク科で、いろいろな種類がある。

昨年寄せ植えのために買った、サマーヒーローは花が終わった後も元気だったのだが、今年に入ってから2月に水切れで枯れてしまった。

ダブルファン(ホワイトブルー)は冬越しできたが、切り戻してなかったので、変に伸びている。つぼみがついているので、このまま咲かせて、花後に切り戻そうかと思う。

オステオスペルマム ダブルファン ホワイトブルー

オステオスペルマム ダブルファン ホワイトブルー 2020年4月

アキラは、赤系と白系の苗を、2016年か2017年に3株植えた。丈夫で毎年よく咲いたが、花の後に切り戻したら2株は枯れてしまった。残った1株は昨年はたくさん咲いたが、今年の春は株が小さくなったので、どうだろうか。

アキラの昨年5月の開花の様子。

オステオスペルマム アキラ

オステオスペルマム アキラ 2019年5月

アキレア ノブレッサ

アキレア ノブレッサは、2018年に植えた。丈夫で増えていくと紹介されているが、今のところ、小さくなる一方である。日当たりが悪いせいだろうか。

キク科の多年草 草丈30㎝前後 別名オオバナノコギリソウ

アキレア ノブレッサ

アキレア ノブレッサ 2020年4月

2018年に植えて、咲いたときの様子。

アキレア ノブレッサ 2018年おぎはら植物園で購入

ハナカンザシ

日本では一年草扱いのハナカンザシも、暖冬のためか何とか越冬。寒さに弱いというので、厳しい冬だと越冬は難しいのかもしれない。

かなりひょろひょろなので、あまり期待していないが、意外と育つかも?

これも、株分けしてみた。

キク科 多年草(一年草扱い) 開花期11~5月 草丈20~30㎝ オーストラリア原産

ハナカンザシ

ハナカンザシ 2020年4月

昨年、植えたときの様子。冬から出回る鉢花は温室育ちらしく、ほんわかしている。今のほうが葉が引き締まった感じで、しぶとそうだ。

ハナカンザシ 2019年2月

ハナカンザシ 2019年2月

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