東京では2月にもなると、太陽が高くなってきて、春を感じる日も増えてくる。しかし、庭のバラはまだまだ芽が出たばかりなので、他の植物の花も植えてみたくなる。
植えて2、3年のバラが多く樹高がまだそれほど高くないので、近くに植える植物もなるべく草丈が20~30㎝程度のものを選ぶようにしている。今年2019年の2月~3月初めに植えたのは、はなかんざし、モリンバ、ローダンセマムのアフリカンアイズ、エリカである。ガーデニング店で実物を見て、あまりよく知らないまま迎えたのだが、どれも気に入っている。花があると雰囲気が明るく、春らしくなる。
ハナカンザシ
キク科 一年草 開花期11~5月 草丈20~30㎝ オーストラリア原産
ハナカンザシは、干さなくてもドライフラワーみたいにカサカサした小さな花が咲く。赤いつぼみはころんとキャンデーのようでかわいらしく、開花して黄色いシベが見えてもまたかわいらしい。
植栽場所は、ヤングリシダスのそば。昨年は、宿根草のタナセタムジャックポットを植えてあり、越冬させようと思っていたのだが、花の後切り戻したら消えてしまい、今のところ葉は見えない。こぼれ種で生えてこないかなと思っているのだが、今のところ芽も出ていない。
ハナカンザシは、見た目からイメージしたとおり、花持ちがとてもよく、植えてからずっと元気に咲いている。
モリンバ ミニダブルホワイト
キク科 多年草 開花期3~6月と秋 草丈約20㎝
モリンバは、園芸品種の八重のマーガレットで、白、ピンク、黄色などがある。
買ってきたのは、白花のミニダブルホワイト。草丈が低め、葉もきれいで、何にでも合いそうな花である。
バラにも合うと思うが、オリーブのそばに植えてみた。ぐっと雰囲気がよくなった。
ローダンセマム アフリカンアイズ
キク科 多年草 開花期2~6月 草丈10~30㎝
キク科の花は種類が多く、少しずつ雰囲気も違って楽しめる。
ローダンセマム アフリカンアイズは、店で寄せ植えにしてあったのが素敵だなと思って買ってみた。中心部が茶色っぽいのがシックで、葉もシルバーリーフぽくきれいである。
最初はユーカリやバラのジャクリーヌ・デュプレなどの近くに植えてみたのだが、気が変わってオリーブの近くに移した。
ジャノメエリカ
ツツジ科 常緑性低木 開花期12月~4月 成長すると2m程度の低木になる
夫が気に入って買ったのがエリカ。今はバラのアイスバーグとヘレンの間に植えてある。隣の細い緑の葉は昨年2018年に植えたアリウム。
エリカの小さいピンク色の花がかわいらしい。黒い点に見えるのはおしべの先端で、「蛇の目」エリカの名の由来である。
今はこじんまりしているが、成長すると2mくらいの低木になるようで、そうなるとちょっと場所が狭いかもしれない。