夏の間も青い花を咲かせていた、ロベリア アズーロコンパクトが急に枯れてしまった。
ロベリア アズーロコンパクト
ロベリア アズーロコンパクトは、サントリーフラワーズが販売している花で、ロベリア・エリヌスの園芸品種である。ロベリア・エリヌスは、南アフリカ原産、和名はルリチョウソウという草丈20㎝ほどの秋まきの一年草である。
5月頃、小さな青い花がたくさん咲いているところを見かけて、きれいだと思った。
名前を知らなかったので、早速調べて、6月に買って植えてみた。ロベリア アズーロコンパクト、色はウルトラマリン。目にしみるような濃い青色が、太陽の強い日差しの中で一層鮮やかに見えた。
ちなみに、見かけた植物の名前を調べていてなかなかたどりつけず、やっと判明したときにはかなり嬉しい。開花時期、花の色、草丈などが手がかりなのだが、検索しても、似ても似つかない植物がヒットすることもある。
さて、2か所に地植えしたロベリアは他の花がない時期にも咲き続け、喜んでいたのだが、1株が8月に水切れで枯れてしまった。同じ場所に植えてあったラベンダーも枯れてしまったが、ベロニカオックスフォードブルーとタイムは、水切れにも耐えており、9月に入って猛暑も終わったと思うのでこのまま生き残るだろう。ベロニカとタイムは、なかなかの生命力である。
フレンチレースの近くに植えた、ロベリアのもう1株は元気に咲いていたので、まだこれがあるからと自分をなぐさめていたのだが、こちらも数日前に急に枯れてしまった。
枯れる前日に水やりをしたときは花がけっこう咲いていたのに、あまりに急なので、がっくりしていたら、夫が「薬の影響かな。」と一言。
そういえば、バラにダコニールを散布したばかりだ。雑草は何ともないし、ほかの宿根草などもこれまで無事だったが、バラの薬剤で枯れてしまう草花もあるのだろうか。
そういえば、春にも、薬剤散布の後に、ベロニカオックスフォードブルーが急に枯れてしまったことがあったのを思い出した。
このときは、あきらめきれずにそのままにしておいたら、しばらくして新しい葉を出し始めた。ベロニカオックスフォードブルー、頼もしい。
ロベリア アズーロコンパクトにもよみがえって欲しいところだが、多分だめだろう。もともと冬越しができるかわからなかったし、気に入った花なので、来春にまた植えようと思っている。
秋にも花を
秋バラの前であり、宿根草も一年草も秋咲きのものは植えていないので、今、庭がちょっと寂しい。園芸店でものぞいてみたいところだ。
そう考えていたら、突然夫が、
「クレマチスとかどうかな?」
と言い出した。
バラがかなり増えたので、ほかの花もあるといいと思うようになったらしい。たしかにそういう気分は自分にもある。一本木公園の春のバラまつりに行ったときも、バラはもちろん、ハーブや一年草のエリアも素晴らしく、余力があればバラ以外ももう少し植えたいと思ったものだ。
こうして、ガーデニングの深みにはまっていくのだろうか。