黒部ダム観光　関電トンネルをトロリーバスで　2017年

2017年秋のことだが、ブラタモリ（NHK総合）で黒部ダムを訪れたときの放送を見て、行ってみたくなった。関電トンネルを通るトロリーバスが2019年4月で廃止されることになり、2018年の観光期間中までしか乗れないということも知って、これは是非乗っておきたいと。2018年には混むかもしれないし今のうちに１度行っておくべしと、2017年の観光期間はもう終わり頃だったが、11月初めに行くことにした。そのときの感想記事。

今年2018年も９月の末になり、黒部ダムの観光期間も残すところ約２カ月。関電トンネルのトロリーバスに乗れるのも、今シーズン（2018年の観光期間）一杯である。

黒部ダムオフィシャルサイトはこちら

※2018年の観光期間：4月15日～11月30日　観光放水期間：6月26日～10月15日

立山黒部アルペンルートのオフィシャルサイトはこちら

※2018年の全線営業期間：4月15日～11月30日　現地の天候や運行状況は事前に確認した方がよいだろう。

扇沢駅からトロリーバス乗車

立山黒部アルペンルートの長野側の起点、長野県大町市の扇沢駅まで東京から車で行き、駅の駐車場に車をとめて、トロリーバス乗り場へ。もう11月だから人は少ないかと思いきや、そこそこの込み具合である。それでも何とか、トロリーバスに乗り込むことができた。乗った感じ自体は、普通のバスと大差ない。満員なのでタモリさんのようにゆったり味わえないが、関電トンネルに入るとわくわくした。工事中に水が噴き出して難所であった破砕帯の位置は、青い看板や照明で示されていて、水が出ているのもわかった。乗れて満足。

関電トンネルのトロリーバス　黒部ダム観光2017年

ダム展望台

黒部ダム駅に到着すると、階段を登って展望台へ。階段の途中にある、破砕帯の水も飲んだ。展望台からの眺め。

黒部ダム　黒部ダム観光2017年

新展望広場、ダムレストハウスへの外階段は凍結などのため閉鎖されていた。11月にもなると、この辺りは気温も低いので身支度は冬仕様であるし、天候が悪いときなどには無理な行動は控えた方がよさそうだ。

レインボーテラスからの眺め。観光放水は10月15日で終了していたので、見ることはできなかった。今回は関電トンネルのトロリーバスが目的だったから、観光放水を見るのはまたの機会にしよう。

黒部ダム　黒部ダム観光2017年　観光放水期間は終わっていた

黒部平～大観峰

黒部ダムの眺めを堪能したところで、ケーブルカーで黒部平へ。11月5日、うっすら雪がある。11月末にはもっと積雪がある状況かもしれない。

黒部平　黒部ダム観光2017年

大観峰へ。立山ロープウェイは、途中に支柱が設けられていないのが特徴だ。高さと距離にくらくらするが、天気もよく、絶景。

立山ロープウェイ　黒部ダム観光2017年

大観峰の展望テラスは、黒部平よりももっと雪が多かった。幸いこの日は天候がよく、見晴らしはよかった。天候によっては何も見えないかもしれない。

大観峰からさらに、立山トンネルトロリーバスで立山室堂まで行くことができる。上はもっと雪がありそうだったので、今回はここから黒部湖へ戻ることにした。機会を改めて、今度は立山黒部アルペンルートの全区間を行ってみたい。

展望テラスでひとしきり景色を眺めた後は、売店をのぞいたりして、下りのロープウェイを待つ。待っている時間に、駅員さんが、立山黒部アルペンルート　グラフィックガイド（写真集）（価格1000円）を宣伝する口上を述べるのが面白い。山の写真は好きなので、ついつい買ってしまった。あのとき買わなかったけど、買っておけばよかったなあという人も、立山黒部アルペンルート公式サイトのお土産通販のページから購入できるようだ。

立山黒部アルペンルート　グラフィックガイド