シャトードゥシュベルニー Chateau de Cheverny 2016 フランス Delbard
丈夫で美しいレモン色のバラ
カップ咲きの中輪花。丈夫で花付きがよい。
つぼみの色は黄色、咲き始めるとレモン色、褪色すると殆ど白っぽくなる。花もちはあまりよくなく、ばっさり散る。
カップ咲きの花の形はそれほど特徴がないと思うが、濃い緑の葉にレモン色の花が映えて、清涼な雰囲気だ。
ところが、あるときピンク色のつぼみがつき、あれれと思っていたら咲いてもピンク色だった。交配親は未公表だが、ひょっとして先祖返り?
その後のつぼみはまた黄色に戻ったので、一安心。
玄関脇に鉢植え
2017年5月にバラの家オンラインショップで新苗を購入。
鉢に植え替えて、玄関脇の雨どいの近くに設置。樹高1.5m程度のシュラブだが、なるべくシュートを伸ばして雨どいを隠すようにしたいと考えている。
外壁がレンガなので、色は白系をイメージして検討していたが、なかなか候補を絞れずにいた。
2017年の第19回バラとガーデニングショーで展示されていたのを見て、夫がまず気に入った。私も目を惹かれた。帰宅後に夫が、玄関脇の鉢植えにはシャトードシュベルニーがいいというので、購入決定。
十分に検討しても他に一押しのバラがないときは、咲いているところを見て気に入ったバラに決めるというのもありだと思う。
育てやすそうなバラ
新苗で迎えて、2017年は摘蕾を続けていたので、今年が初めての開花である。一番花は2018年5月5日頃開花し、5月下旬まで咲いていた。
うどんこ病、黒星病には強い方だとされており、葉も濃い緑でつやつやしており、実際、ほかのバラより元気そうなので病害虫には強そうだ。新苗で迎えて2年目なのでもちろんまだわからない部分もあるが、ほかと同じように育てていて、トラブルがないバラというのはありがたい。
デルバールのバラは、シャトードシュベルニーとラドルチェヴィータの2つあるが、どちらも丈夫で美しく、大満足である。
週末に留守にしていたときに水切れになり、少し弱ってしまったのが悔やまれる。二番花のつぼみがついていたが、どうなるか。本当は摘蕾して休ませた方がよいのかもしれないが、様子を見ているところだ。
鉢植えは、水切れに要注意である。
フルーツ系の中香
香りはフルーツ系の中香とされているが、今のところ、香りのイメージはあまりない。
しかし、明るい色の花を見ているだけでも、さわやかさを感じて気分がよくなる。
シュベルニー城
シャトードシュベルニーは、フランスのロワール渓谷にある城の名にちなむ。
城は一般公開されており、公式ホームページもある(表示言語は仏英独中国語)。画像で部屋の様子なども紹介されている。カフェやお土産店もあるようで、楽しそうな場所だ。