最近、寝る前に「数独」を解くことが多い。
「数独」というのは、縦9×横9のマス目を3マス×3マスごとに区切った各ブロックと、縦横のラインのマスに1~9の数字を一つずつ入れるパズルで、ニコリでは「数独」、他社では「ナンバープレイス」などの名称で売られている。ブームになったこともある。
どんなパズルかは、株式会社ニコリのサイトにも紹介されている。
数独とナンバープレイス
「数独」というパズル名は、アメリカのパズル誌に載っていたパズルを、ニコリの代表者鍛冶真起氏が、「数字は独身に限る」という名称で日本で紹介したのが始まりとされている。「数字は独身に限る」を縮めて、「数独」。
「数独」は株式会社ニコリの登録商標なので、ニコリが制作に関与しているものだけ、「数独」という名称が使われており、それ以外は「ナンバープレース」、「ナンプレ」等の表記が使われている。
ニコリ社は、「数独」の外国での商標登録は行わなかったため、海外ではニコリ社が関与していないものも「sudoku」が使われることがある。空港の売店などで、「sudoku」を見かけることがあるが、あれは、ニコリ社とは関係ないようだ。
寝る前にパズルを解く
少し前までは、寝る前にタブレット端末を見たりしていたのだが、目が悪くなってきたような気がするのと(老眼?)、眠りの質も悪くなるような気がする。そこで、寝る前はタブレット端末はなるべく見ないようにして、かわりに、ペンシルパズルを解くことが増えた。
ペンシルパズルはもともと好きなので楽しいのだが、「スリザーリンク」や「ぬりかべ」など寝る態勢では書きにくく疲れるパズルも多い。「カックロ」のような数字を書くパズルはまだやりやすいのだが、寝る前の計算は意外と頭が疲れてきついこともあり、いろいろ試してみて、「数独」が負担が少ないように思った。
特に、自分にとって難しめの「数独」は、解き進まなくなると眠くなってちょうどよい。
「数独」(ナンバープレース)は、ルールがわかりやすくとっつきやすいのか、パズル本は本当にたくさん出ている。
そんな中で、今やっているのは、かなり以前に買った「激辛数独 1」。
激辛数独
数独は、簡単なものだと、思考力があまり要らず作業っぽく感じる。数独を解くのに慣れてくると、簡単なものはちょっと物足りず、難しめの方が楽しくなってくる。
株式会社ニコリが出版している「数独」本は、問題を解いていて楽しいものが多いので、私が買うのはもっぱら「数独」である。
ニコリ社のホームページで数字のパズルの出版物をみてみると、「数独」本が圧倒的に多い。
「小学生の数独」、「はっけよい!やさしい数独」、「気軽に数独」、「とびっきり数独」、「毎日数独」、「難関数独」、「激辛数独」、「超激辛数独」・・・
まだまだ他にもあるようだ。
私は、ちょっと難しそうかなと題名で選んだ「激辛数独 1」と「鍛冶真起が教える難問数独」を持っている。
何年も前に買ったものの、数独ばかりやっているわけではないので、まだ全部終わっていなかったのを、最近になってひっぱりだしてきて、寝る前にやるようになったのである。
「激辛数独」シリーズは、数独の難しさを10段階に分けたうちの7から10のランクの問題ということらしい。「激辛数独」の中でも、問題がレベル2~10までに分かれている。
難しい問題でも、試行錯誤(候補の数字を入れて解き進めてみて、破綻したら他の候補の数字で試みる)というより、理詰めで解けるところ、解き方も一通りでないところが、好みである。
「激辛数独」シリーズは1から20まであり、まだ買うことができるようなので、当分の間楽しめそうだ。
「激辛数独」のレベル9~10に相当する問題を集めた「超激辛数独」シリーズも出ていて、こちらは2020年12月発売の「超激辛数独 8」が一番新しいようだ。