バラの二番花を飾ってみた 2018年

セプタード・アイル 2018年6月 花瓶
セプタード・アイル 2018年6月 花瓶

6月下旬になると、四季咲き~返り咲きのバラの二番花が咲く。一番花の後の様子は、品種ごとに少し異なる。

セプタード・アイル

セプタード・アイル 2018年6月 花瓶

セプタード・アイル 2018年6月 花瓶に活けた

セプタード・アイルは、今年2018年の一番花はあまり調子がよくなかった。葉が少なめだったうえに、バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)に蕾をたくさんやられてしまったのだ。

一番花の後もシュートが出てこないので気になっているのだが、株は少し元気になってきたようだ。太陽が高くなりセプタード・アイルの辺りの日当たりが少しよくなったのと、バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)やアブラムシを見つけるたびに退治しているのが、少しずつ効いてきたのだろうか。一番花の後の施肥はひととおりしてある。

二番花のつぼみは本当は摘むとよかったのかもしれないが、意外とたくさんついていたのと、一番花が少なかったこともあって残しておいた。少し小振りだが一番花より少し濃いピンク色の花が6月25日頃からよく咲いている。気温が高いので、すぐに開き切って2日ほどで散ってしまうが、とてもかわいらしい。

どうせ花期が短いし、風が強い日が多く、花弁が散らかるだけでなくどこかへ飛んで行ってしまい迷惑になるので、切って活けておいた。

夏は咲かせずに休ませて、秋に期待しようかと考えている。

レディオブシャーロット

レディオブシャーロット 2018年6月 花瓶

レディオブシャーロット 2018年6月 クリーム色の花はリッチフィールドエンジェル

レディオブシャーロットは、一番花からほぼ切れ間なく咲いている。咲く度に花柄を切っていたら、最初の方に咲いた分の蕾が上がってきて、一番花の終わり頃にもう咲き始めたのだ。少しまとまって二番花が咲いて、6月末の今はほぼ終わり頃である。

一番花の終わり頃に出てきたベーサルシュートがぐんぐん伸びて、先端に房咲きの花を付けたのが見事だった。これも、風で飛んでいく前に切ってきた。褪色しても美しい。

ヤングリシダスとリッチフィールドエンジェルとあおい

ヤングリシダス 2018年6月

ヤングリシダス 2018年6月 手前のアプリコット色はアブラハムダービー 奥はあおい

ヤングリシダスも、二番花が割と旺盛に咲いた。二番花が貧弱で咲かせるほどでもない品種は、摘蕾したり花柄を早めに切ったりしているが、ヤングリシダスは、一番花より小振りで花数も一番花ほどではないものの、きれいな花がそこそこ咲いて十分に楽しめた。

何本かシュートが出たのだが、これまでつるっぽくないと思っていたのに、2本はつるっぽくひょろひょろ伸びてきた。ブッシュに仕立てるつもりだったのでどうしようかと思うが、とりあえずそのまま伸ばしている。

ここから出て欲しいというところからはシュートが出なかったり、バランスよく伸びて欲しいのによく伸びるのとあまり伸びないシュートがあったりと、なかなか思い通りにならないものだ。

リッチフィールドエンジェルとあおいも、二番花が旺盛に咲いた。

特に、リッチフィールドエンジェルは、一番花と遜色ない花数と美しさを楽しむことができた。病気にもならず、害虫も殆どつかないので(アザミウマはいるが)、花も葉もきれいである。シュートも太いのが何本も出てきたので、秋も期待できそうだ。

アブラハムダービーは、シュートも出るし、蕾もつくのだが、一番花の後、全体に葉も花も汚くなってしまったのは、一番花で疲れたせいか、病気のせいか。施肥や薬剤散布をしつつ様子を見ていると、6月上旬よりも少し花がきれいになってきた。引き続き、よく見ていきたい。

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