職場から遠くない場所に無料で化石を見られるギャラリーがあると同僚から聞いたので、2018年4月5日、春休み中の息子と行ってみた。息子は小学館の図鑑NEOの「おおむかしの生物」、「恐竜」、「岩石・鉱物 化石」に一時期はまっていたので、「化石を見に行こう」と誘うと喜んでいた。
城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリー
場所は東京都千代田区平河町、城西大学東京紀尾井町キャンパス3号館である。
最初、入り口がよく分からず階段の方へ行ったら、いきなりティラノサウルスの仲間の骨格が。
さりげなくこんな大きな展示があり、期待が高まる。
入り口はこの手前、最初、ただの壁かと思ったところが、実は自動ドアだった。ドアに入り口を示す張り紙がある。
入るとこんな感じ。
そのまま廊下をどんどん行きそうになると、どこかから呼び止めるような声がしたので、引き返して自動ドアから中に入ると受付とショップがあった。素通りしそうになった私たち親子を見て、受付の方が声をかけてくれたのだった。受付とショップの奥に展示室がある。写真もOKだったが、カメラを忘れたので後日また来ようと思った(5月2日に再訪して撮影)。
それほど広い場所ではないが、約200点の化石が壁やケースに展示されている。
何歩か進んで見回していたら、目に入った虫の化石があまりに鮮明なので軽く驚いた。ここで見なければ、化石とは思わなかっただろう。
息子は、シーラカンスの仲間の化石のコーナーのディスプレイで再生されている深海で撮影したシーラカンスの映像が気に入って繰り返し見ている。化石を見に来たのだが、子供というのはこんなものだろう。
触ってもよい魚の化石。
翼竜の化石。解説図を見るとあごの部分だった。
ワニの仲間の化石。
サメの仲間の歯の化石。遠目で見たときはシダか何かの葉かと思ったら、「ハ」違いだった。
白亜紀の魚類の化石が多い。カメの化石もあった。
息子は、恐竜の化石が少なかったのが少し物足りないようだったが、帰り際にパンフレットの裏にギャラリーのスタンプを押して、満足そうにしていた。
鮮明な化石が多く、どれも見応えがあった。私自身は特に化石好きではなく知識もないが、息子よりも私の方が熱心に見てしまった。
一見の価値あり。
学校法人城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリーの公式サイトはこちら
最寄り駅は、東京メトロの麹町駅(有楽町線)、永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)、半蔵門駅(半蔵門線)。どの駅からも5分程度。開館時間、休館日は、ギャラリーの公式サイトを確認してください。