子供が喜ぶので、一昨年からジャックオランタンを作っている。
1年目は普通のカボチャより一回り小さいくらいのカボチャで、昨年は大きめのをカボチャを用意した。オレンジ色のカボチャはインターネット通販や、実店舗だと園芸店やホームセンター、道の駅などで売っているのを見かける。小さめのカボチャだと作りやすく、かわいらしい感じに仕上がる。
今年は去年の種をとっておいてまいてみたら、まあまあの大きさのができたのでそれを使った。測ってみたら直径23㎝だった。カボチャの種をとってまくのは、登録品種でなければ特に問題ない。
作ると傷み始めるので、気候にもよるが10月25日以降に作るようにしている。それまでは、切り抜いた紙をくっつけて飾っている。
作る手順
用意するもの:下描き用ペン。ナイフ。手袋。しっかりしたスプーン。新聞紙などの紙(作業のときに敷く用)。ゴミ袋。
- 顔を下描きする
- 切り抜く穴を下描きする
- 穴を切り取る
- 種とワタを取り出す
- 目、鼻、口を切り取る
- 下描きの線を消す
- ライトを入れる
1.油性ペンなどで顔を下描きする。自由に描けばよいが、曲線が少ない方が切りやすい。無水アルコールなど、油性ペンを消せるものがなければ、下描きの線をナイフで削れるように、口と歯の間には線を描かず輪郭線を描くようにする。
事前に目や口のパーツの紙を貼って飾るなら、その紙を型紙にしてなぞると簡単。
2.手が入る程度の穴の線の下描きをする。穴は下側に開けてもよい。上に開けると蓋のようになるが、乾くと少し縮む。
3.穴を切り取る。蓋にする部分は、落ちないように内側に角度をつけて切る。ナイフの扱いには注意する。カボチャが安定する場所で、滑り止めの手袋をして作業をするのが安全だろう。普段料理に使うカボチャよりは、切りやすい。
4.穴から、中身の種とワタを取り出す。わりとスカスカなので、刃物でなくてもしっかりした大きめのスプーンなどで取り出せる。私は金属製の計量スプーンの大(大さじ)を使っている。ワタはいたみやすいのでスプーンで内側を削るようにしてなるべくきれいにとっておくとよい。下の画像は途中経過。
きれいに中身がとれた。ふたのワタはナイフで切っておく。
5.下描きの線に沿って、目や口を切り取る。無理をせず、少しずつナイフを動かす。ナイフの刃を動かす方向には手を置かない。
6.下描きの線を消す。無水エタノールがあれば、ティッシュペーパーなどに少量を含ませて線をふきとると消える。なければ、線の部分を少し削る。
下描きの線が気にならないようなら、消さなくてもよい。
下描きをすべて消して完成。
7.ライトを入れてみたところ。本当は、しばらく蓋を開けて涼しくて風通しのよい場所に置いて乾かすとよい。これも、この後、蓋を外しておいた。
中の明かりは、ろうそくは危ないので使わない方がよい。ライトも熱くなることがあるので、目を離すときは、消しておいた方がよい。
明るい部屋では感じが出ないが、暗い場所に置くと、ハロウィンらしい雰囲気になる。