シャトードゥシュベルニー Chateau de Cheverny 2016 フランス Delbard
鉢植えで管理中
2017年5月に新苗で迎えて、2年目の夏である。鉢植えで管理中。
他の鉢植えのバラは殆ど素焼きの鉢に植えてあるのだが、シャトードゥシュベルニーは10号スリット鉢に木製の鉢カバーをしてある。10号だと素焼きでは重くて、ちょっと移動するにも、次の植え替えも大変なのでスリット鉢にした。我が家の鉢カバーは夫の自作である。端材利用だが、プラ鉢よりは見栄えがよいかな。
一番花は5月5日頃開花し、5月下旬まで咲いていた。
一番花後の暑さの中、数日間出かけたときに水切れになってしまい、少し弱ってしまった(泣)。水切れになったのは主に下の方の葉で、黄色くなり端が茶色く枯れてしまっていた。下の方の枝の蕾や新芽も黒くしおれてしまった。
鉢植えのバラで一番注意が必要なのは水の管理だ。特に今年は5月下旬から暑くて、地植えでも乾き気味で水やりが必要なほどである。
私はもともとずぼらで植物を育てるのが苦手で、水やりは夫が主な担当だったのだが、そうも言っていられず、私も気をつけるようになった。毎朝水をやり、晴れた暑い日は夜もやることがある。雨の日でも鉢の土は乾いていることもあるので、どうみてもやらなくてよいという状況でなければ、雨の後もやっている。バラは生育期には旺盛に伸び多くの水が必要なので、少なくとも夏場は根腐れよりも水切れの心配の方が大きい。
シャトードゥシュベルニーも、一度水切れになった後は水やりを忘れないようにし、出かけるときには日陰に移し、水をたっぷりやっていたところ、徐々に復活してきた。
二番花の蕾はそのままにしておいた。水切れのときにだめになって落ちたものもあるが、残ったものは6月下旬に咲いた。
水やりグッズ
今年の暑さでは、不在時の水切れが心配なので、自動で水をやれる道具を導入してみることにした。使い勝手などは別記事で。
水やり当番 Mサイズ
鉢植えのバラでは、シャトードゥシュベルニーが一番大きくて乾きやすいのだが、水やり当番のおかげで、お盆に少し留守にしたときにも水切れにならずにすんだ。
数百円で水切れが防げるなら、大いに助かる。
成長ぶり
シャトードゥシュベルニーが病害虫に強いのは相変わらずで、水管理さえ注意すれば順調に育っている。葉も多く、元気そうである。
鉢の置き場所は西側の玄関横なのだが、暑い時期は水切れになりやすいので、7月から他の鉢とともに家の北側の日陰に移動してある。鉢植えでも、基本的にはやたらに移動するべきではないようだが、暑すぎるのもよくないだろう。
北側は家の陰になり日照はあまりよくないが、今はまだ太陽が高めの位置にあるので明るい日陰の場所だ。シャトードゥシュベルニーに関しては、葉の色も濃く三番花も咲いたので、今のところ北側に移したことによる影響は出ていないようだ。少し涼しくなったらまた元の場所に戻そうかと思う。
期待したほど上に伸びてはいないが、5月頃よりも全体に一回り大きくなった。高さは90㎝程度だろうか。
二番花の後、8月に三番花が咲いていたが暑さのせいもあってか、あまりぱっとしなかった。秋の花のために、花柄を切るとともに、今ついている蕾も大体とっておいた。樹高の1/3まで深くは切っておらず、花柄切りのときにバランスよくした程度である。
分類はシュラブなので、夏剪定は必要ではなく花柄切りを続ける程度でよいのだと思うが、育ち方や枝ぶりはあまりつる性ではなく、生育旺盛で花付きもよいので、9月始めまで様子を見ながら株を整えてみるつもりだ。