ルージュピエールドロンサール ますます大きく 2020年春

ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日
ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日

ルージュピエールドロンサール Rouge Pierre de Ronsard 2002年 フランス Meilland

やや遅咲き

今年2020年は、ゴールデンウィークの終わりに一輪目が咲き、見頃は5月半ばを少し過ぎた頃だった。

ルージュピエールドロンサール 2020年5月6日

ルージュピエールドロンサール 2020年5月6日

花の色合いも形も美しい。赤の色合いが写真では出しにくいが、少し青みの入った濃い赤である。

ルージュピエールドロンサール 2020年5月10日

ルージュピエールドロンサール 2020年5月10日

年々大きくなる

2017年6月に新苗で購入。新苗なので最初は小さく、翌2018年の春は、花数も少なく開かない蕾も多くてやきもきしていたのだが、一番花の後驚くほど太いベーサルシュートが出てからは、ぐんぐん伸び、出てくるサイドシュートはどれも太くて圧倒される。

あまり細かな誘引はできないが、何とか枝を倒している。そうすると、そこから出る花枝も太くて長くてこれまだびっくりである。

すっかり巨大化して、まだまだ大きくなりそうな様子。

ルージュピエールドロンサール 2020年5月9日

ルージュピエールドロンサール 2020年5月9日

花付きもよく、大きくて花弁の多い蕾がたくさん出て、房咲きになる枝も多い。一輪で咲く花よりも、若干小ぶりのことも多いが、まとまって咲くと結構なボリュームである。

ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日

ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日

最初の頃は、開かない蕾(ボーリング)も多かったが、樹に力がついたのか、昨年からはよく咲くようになった。蕾が大きくなってから、急に冷たい雨が降ると開かないものもあるが、それはどのバラでも同じである。

ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日

ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日

ダマスク系の香りらしいが、今のところあまり感じられない。最初から香りが強い品種もあれば、力がつくまであまり香らない品種もあるので、ルージュピエールドロンサールもそのうち香ってくるかもしれない。

ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日

ルージュピエールドロンサール 2020年5月17日

葉は照り葉で、色も濃く、バラの葉とは思えないほど大きいものもある。葉の質もしっかりしており、あまり病気にもならず、害虫もつきにくいようだ。梅雨の頃に新枝にうどんこ病が出ることがあり、黒星病も少し出るが、それほど悪化せず育っていく。

場所が足りない

思っていたよりも大きくなったので、誘引する場所が足りなくなってきた。

隣のローゼンドルフシュパリースホープもとにかくよく伸びるバラで、放っておくとどこまでも伸びそうだ。ルージュピエールドロンサールもローゼンドルフシュパリースホープも、こんなによく伸びるとは思わなかった。

苦肉の策で、ローゼンドルフシュパリースホープの枝をある程度切って、小さくすることにした。きれいだし、せっかく大きくなってきたのだが、どちらかというと、ルージュピエールドロンサールの方が好みなので、こちらを優先してしまった・・・。

シュートが折れたり切ったりしたことはあるのだが、そこから出たシュートがまた太くて長く伸びるので、あまりコンパクトに仕立てられる気がしない。よそのルージュピエールドロンサールは、もっとおとなしいのだろうか。

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