長野興農 6種の信州りんごジュース

6種の信州りんごジュース
2020年12月 6種の信州りんごジュース

6品種のリンゴジュースのセットをいただいた。

信州シナノスイート、信州シナノゴールド、信州秋映(あきばえ)、信州サンつがる、信州サンふじ(「サンふじ」は登録商標)、信州王林、の長野県産りんご6品種のストレートジュース、160g缶×6のセットである。

これらの品種のりんごをすべて食べたことがある人には説明不要だと思うが、ふじ(サンふじ)、つがる(サンつがる)、王林は、昔から有名なりんごである。また、シナノスイート、シナノゴールド、秋映は、長野県のオリジナル品種で、「信州りんご三兄弟」(「りんご三兄弟」は登録商標)として長野県いちおし(多分)のりんごである。私も、昔から好きな「ふじ」以外では、りんご三兄弟が結構好きで、よく買う。

シナノスイートは、酸味が弱く、甘みが強く、上品な香りで、果肉もしっかりしているのに柔らかく、おいしい。品質にばらつきが少なく、「はずれ」がないのもポイントが高い。果物には酸味もないと、という人には、秋映、シナノゴールドもおすすめである。

ストレートジュース

ストレートジュースは、果汁100%の「ジュース」のうち、絞ったままの果汁である。

濃縮還元ジュースは、果汁100%の「ジュース」のうち、絞った果汁の水分を飛ばし5~6倍に濃縮したものに水分を加えたものである。濃縮するのは、保管や輸送がしやすいためで、価格も抑えられる。デメリットは、濃縮したときに風味が失われやすい点だが、香料や酸味料を加えて調整される。

ストレートジュースは値段が高いので自分では普段あまり買わないが、のどにやさしい感じが好きである。ストレートジュースを飲むと、普段は気にしていないが濃縮還元ジュースには少しアクのようなものがあるのだなあと感じる。また、濃縮還元ジュースには香料が加えられて、その果物らしさが強調されていることとの対比だろうか、ストレートジュースの方が風味が穏やかに感じる。

ストレートジュースは瓶で売られていることも多いが、大きな瓶だと、開封後、早く飲まないとと劣化が気になることがある。

160gの缶だと、開封したら1回で飲みきることができるので、劣化を気にしなくてすむのでよかった。

飲み比べ

1缶ずつ、しみじみ味わって飲み、どれもおいしかった。せっかく6品種あるので、ワインのテイスティングのように風味の違いにも注意してみた。

ところが、りんごを食べると品種の違いがはっきり分かるのに、ジュースにするとかなり似ている。それぞれのりんごの品種としての特徴も、ジュースにすると、かなりイメージと違っていて、意外である。食感と、噛んだときに感じる香りがないせいだろうか。

まあでも、似ているけど少し違いはあるので、飲み比べてみるのは楽しいと思う。

子供も気に入ったらしく、また飲みたいと言っていた。ストレートジュースのやさしい甘さが気に入ったようだ。

ネット通販でも

長野興農の6種の信州りんごジュースは、長野県内の土産店や道の駅などで買えるようだが、調べてみると、ネット通販でも買うことができるようだ(税込1,080円送料別。2020年12月時点)。

一品種6缶でも販売されているので、気に入った品種だけを買うこともできる。

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