2022年は梅雨明けが早く、明けるとともに連日の猛暑である。
梅雨入りの前に、子どもの傘のつゆ先の修理をしたのだが、傘の出番はわりと短かった。
まあでも、夏の後は台風シーズンに入るので、やはり修理しておいたのはよかった。
つゆ先
ちなみに、傘の骨の先端にはめてあるパーツの名称を「つゆ先」というのは、調べてみて知った。漢字で書くと「露先」のようだ。
いつのまにか外れてなくなってしまうことも多いものだが、そのままでは傘の布がめくれて用をなさないし、骨が突きだして危ない。これまでは、糸で無理矢理しばりつけたり、少し使い込んだ傘なら「もういいか」と捨てたりしていた。
この傘についてはまだそれほど傷んでいなかったし、息子はたまにしか傘をささないし、扱いも雑だから、買い換えるのも惜しい気がした。かといって、子どもは傘の扱いに不注意なものだから、つゆ先がなく、骨が突き出したままはまずい。
「最近の百均にはかなり何でもあるから、ひょっとして売っているかも」と思い、調べてみると、つゆ先や石突きなどが入った「傘の修理セット」がキャンドゥで販売されているらしい。ホームセンターなどでも、「あなたも傘職人」という商品名の傘の修理パーツを取り扱っているようだ。こちらは、商品内容もいろいろで、値段も100円台から1000円近いものまである。
しかし、近所の何件かの百均にはそれらしい商品はなく、ホームセンターもそのために行くほどでもないので、どうしようかなと思いそのままになっていた。
ありあわせの物で
そんなときに、インクが出なくなったペンを捨てようと、ふと見ると、ペンのおしり(?)に何だか使えそうなものがはまっている。
外してみると樹脂がやわらかめで、目打ちで穴を開けることもできたので、骨の先にはめて、糸でとりつけてみた。
変といえば変だが、骨のままよりも、傘を捨ててしまうよりもよいのでは。
こんなことをした人は、ほかにいないだろうなと思いながら、ついでに、傘を巻くテープの面ファスナーがくっつかなくなっていたので、交換した。
気になっていた小さなことを片付けると、すごくすっきりする。